特定非営利活動法人 オリヴィエ東海 様
デイサービス、有料老人ホーム、ショートステイ、居宅支援、ホームヘルプ、保育施設を展開するNPO法人、オリヴィエ東海様に担当者がお話を伺ってきました。
理事 菊本紀枝様
Q1.御社の企業概要について教えてください。
2010年に介護保険サービス事業所として設立したNPO法人です。デイサービス、有料老人ホーム、ショートステイ、居宅支援、ホームヘルプ、保育施設を展開しています。子育てから介護までを一貫して支援できる複合型事業所として活動している為、それぞれの方に合わせたサービスを事業所内でワンストップで提供できることが強みです。また、保育施設を併設しているので、お子様とのふれあいを楽しみにしているお年寄りも多く、これも複合型事業所の魅力になっていると思います。毎年徐々に職員数が増えており、現在は60名を超えています。
【当事務所担当者より】
菊本様も経営で多忙な中、現役のケアマネジャーとしてもご活躍中です。「お年寄りとお話をして、良かった悪かったがダイレクトに伝わってくるところにこの仕事の面白さがある。困難な事例もあるが人として向き合っていく楽しみがある。やりがいも楽しみもあり、やはり現場の仕事は外せない」とのこと。地域の皆さんに頼りにされているのが伝わってきます。
Q2.顧問契約を当事務所に依頼しようと思われたきっかけを教えてください。
はじめは小さな規模でやっていたのですが、2019年に現在地に移転し従業員数も増えたため、労務管理も大変になってしまいました。「これは何とかしなければ」と思っていたところ、あすかさんのホームページを見つけ、「どんなことでもご相談ください」とあったので電話をしてみました。介護事業の特殊性に精通しているというところが、決め手となり顧問契約をさせていただきました。
当時は早急に対応しなければいけない問題がありましたが、法人という組織力でスピード感をもって対応してくれたため大変助かりました。
きっかけは「本当に困った」というところから始まったと思います。
Q3.顧問契約をする際に、他の社労士事務所と比較することはなかったのでしょうか。
実際は、取引先から紹介されていた事務所もあったり、色々な事務所のホームページを見たりもしましたが、対応のスピード感など希望通りに進めてくれそうなのがあすか社会保険労務士法人さんだったので、お願いする事に決めました。
Q4.普段、どのような相談をしているか教えてください。
就業規則の解釈や働き方等について不安に思うことを気軽に相談しています。些細な事でも相談できるので、間違えた対応や判断をして大きな問題になる心配もなくなりました。助成金も、これまでなかなか踏み込めていませんでしたが、提案をもらって活用する事ができるようになりました。
Q5.御社が当事務所と契約をしてどのようなメリット(良かったこと)がありましたでしょうか?
これまでは、職員から質問があった時に自分たちの判断に不安がありましたが、相談先ができたことにより自信をもって回答できるようになったので、運営サイドとして心強く思っています。
分からないことがあってもすぐに相談し、間違いのない回答ができる為、会社と職員との信頼関係も深まっていると思います。
改善点の指摘をしてもらうこともありますが、「会社は専門家の指導を受けながらきっちりやっている」という証明になるので、職員からの信頼感もさらに高めることもできていると思います。
また、今までは助成金のDMなどが来てもあまり気にも留めていなかったのですが、顧問契約をしたことにより申請のハードルも下がったと感じています。
Q6.契約前には想定していなかった顧問契約のメリットはなにかありましたでしょうか?
様々ありますが、直近の具体例でいうと、助成金を利用しながらの男性育児休業取得について提案してもらったことです。
これまでだと、同様のケースがあってもどのようにしたら良いかわからず、男性の育休取得には踏み込めなかったと思います。
あすか社会保険労務士法人さんから提案を頂き、取得の手順や取得日の調整等相談しながら準備をすることができたので、会社側から「育児休業を取ってみてはどうですか?」と声をかけることができました。
実際に育休を取得した本人からは「とても充実した時間を過ごすことができました」と感謝され、会社への帰属意識が高まったと思います。周りの職員も大変だったとは思いますが、皆で協力して乗り切る雰囲気ができ、職員の意識が良い方に変わったことも実感できました。今回提案を頂いたことにより、助成金受給のメリットだけでなく、意外な相乗効果も出す事ができ、大変驚いています。
Q7.当事務所を上手に活用していただくポイントは何がありますでしょうか?
労務管理は難しく、色々調べても情報が溢れすぎていて、それが結果的に正しいのか分からなくなってしまいます。どんなことでも相談してみることで、それが結果として会社の成長につながっていると感じているので、「まず相談してみる」ということがとても大事なのだと思います。
例えば、何か質問をした時に、ひとつの回答だけでなく、「こんな考え方もありますよ」というような選択肢も出してもらえるので、自分達の会社に合わせた成長ができていると感じています。
今後は、以前から提案してもらっていた採用適性検査CUBICも活用していきたいです。お試しで一度実施したところ、採用における注意点として出た結果が的を射ていたので、提案されたものを活用することも大事だと思います。
私たちの事業は人が財産なので、人の面で困ることやトラブルもあります。自分たちだけでは解決できない部分を助けてもらうために今後も活用させていただこうと思っています。
Q8.最後に、顧問契約を検討されている経営者の方にメッセージをお願いします。
社労士さんの顧問契約というと、「敷居が高いな」、「そこまで必要なのかな」、「そのくらいは自分たちで解決できるかな」と考える事業主さんもいると思います。
ただ、困った時にどう対応をしたら良いのか、ということをそれぞれの会社に合わせて考えてくれたり、トラブルが起きる前に相談ができたりするところに顧問契約の強みがあると思うので、迷ったら一度相談してみると良いと思います。
あすか社会保険労務士法人さんは、私たちの会社が自信をもって成長するためにはすごく大切な存在です。
例えば、就業規則の作成にしても、労務関係の法律はどんどん変わっていくので私たちだけでは対応しきれません。個々の会社に合った規則を作ることは、会社が成長するための礎になるものです。その点だけ取っても十分に依頼する価値があると思います。